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貸付金と借入金~利息の計算方法~ 【無料で簿記3級】

借入金・貸付金

貸付金と借入金~利息の計算方法~ 【無料で簿記3級】

ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
ママ~、お金貸して~

ヒヨコのママ
ヒヨコのママ
利息は肩たたき1回ね!

 

商売をしていると、銀行などからお金を借りることは、よくありますよね!

お金を借りると、必ず発生するのが『利息』のやり取りです。

ここでは、借入・貸付と、それに伴って発生する利息について、見ていきたいと思います。

 

動画で確認したい方はコチラから

 

借り入れや貸しつけの取引の流れ

「貸した・借りた」って、友人間では揉め事でよくありますよね!

ビジネスとして貸し借りをするときには、しっかり認識に相違がないように行われます。

STEP① お金を借りたら、『借用証書』や『約束手形』を渡します。

お金を借りるときには、自分が借りたことが証明できるようなものを、相手側にお渡しする必要があります。

通常、『借用証書(しゃくようしょうしょ)』と呼ばれるものを渡します。

『借用証書』は、返済する金額や期日(期間)、利息などの条件を記載したものになります。

この『借用証書』の代わりに、『約束手形』を渡すこともあります。

この、『約束手形』を渡したときの金銭の貸し借りは、通常の『借用証書』と区別するために、

  • 借入金ではなく、『手形借入金』という勘定科目を書く
  • 貸付金ではなく、『手形貸付金』という勘定科目を書く

という問題が簿記3級では出てきますので、どちらの問題なのかは、チェックしましょう!

STEP② 担保を預ける!

お金を借りたときには、担保を差し入れる実務が一般的です。

担保物件としては、土地や建物・株券などがよくあります!

「担保がない~!!」という場合には、保証人をつける等の対応があると思います。

ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
ぼくがお家を借りようと思ったら、絶対ママを保証人にされるもんね~

ヒヨコのママ
ヒヨコのママ
あなたはまだ1歳だから、そもそもお家は借りれません!!

STEP③ 契約に従った利息を払う

利息については、受け払いのタイミングが色々あります。

①後払い、②前払い、③分割払い等の払い方があります!

今回は、一般的な①後払いの処理を中心に見て、②前払いについては、最後にサラッと触れていきます!

 

借入金・貸付金の利息の計算方法

お金を借りたときには、利息を相手にお支払いします。

また、お金を貸したときには、利息を相手からもらいます。

この、利息の計算方法には、日割計算月割計算があります。

どちらを使用するかは、簿記では問題の指示に従えばOKです!

日割り計算について

利息 = 貸付金(借入金) × 年間利率 × (●日 ÷ 365日)

例えば、

借入金額 3,650,000円
利息 5%
借入期間 100日

であれば、

利息 = 3,650,000円 × 5% × (100日 ÷ 365日) = 5万円

となります!

月割計算について

利息 = 貸付金(借入金) × 年間利率 × (●ヵ月 ÷ 12か月)

例えば、

借入金額 3,600,000円
利息 5%
借入期間 5ヶ月

であれば、

利息 = 3,600,000円 × 5% × (5ヶ月 ÷ 12ヶ月) = 7.5万円

となります!

 

仕訳を見ていこう!

厳密に言うと、利息の受け払いのタイミングの違いによって、微妙に仕訳が異なります。

利息の受け払いは、

  1. 後払い :返済するときに元金と一緒に利息も受け払いする
  2. 先払い :契約したときに利息を受け払いする

のやり方を見ていきたいと思います。

主には、『後払い』で問題が出てくることが多いと思いますので、後払いから、仕訳で見ていきましょう。

①お金を貸し借りしたとき <利息:後払い>

設問
Aさんは、Bさんに100万円を現金で貸しつけ、借用証書を受け取りました。

 

回答

Aさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
貸付金 1,000,000 現金 1,000,000

Bさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000,000 借入金 1,000,000
ヒヨコのママ
ヒヨコのママ
問題文で、『借用証書』って書いているので、貸付金・借入金の勘定を使っています!

これが、『約束手形』だったら、手形貸付金・手形借入金という感情を使うことになるので、ご注意を!

②お金を返して、利息も払った時 <利息:後払い>

設問
Aさんは、Bさんから100万円の返済と共に、利息5万円を受け取りました。

 

回答

Aさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
現金 1,050,000 貸付金 1,000,000
    受取利息 50,000

Bさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
借入金 1,000,000 現金 1,050,000
支払利息 50,000    

利息については、このように受取利息支払利息という勘定科目を使用します。

受取利息支払利息は、PLの勘定科目になります。

 

【参考①】お金を貸し借りして、利息も払った <利息:前払い>

設問
Aさんは、Bさんに100万円を貸しつけ、借用証書を受け取りました。
なお、利息5万円分については差し引いた金額を現金で渡しました。

 

回答

Aさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
貸付金 1,000,000 現金 950,000
    受取利息 50,000

Bさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
現金 950,000 借入金 1,000,000
支払利息 50,000    

 

【参考②】お金を返した時 <利息:前払い>

設問
Aさんは、Bさんから100万円の返済を受け取りました。

 

回答

Aさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000,000 貸付金 1,000,000

Bさんの仕訳

借方 金額 貸方 金額
借入金 1,000,000 現金 1,000,000

 

まとめ

実務としても、取引を想像しやすいものになると思うので、仕訳はすんなり入ってくるんじゃないでしょうか?

簿記3級試験を考えたときには、

  • 利息の計算
  • 前払い・後払いのタイミング

あたりが、しっかり押さえていければ問題ないかと思います!

 

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